オンライン展示会対策講座2

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

9月に入りました。激動の2020年もあと4ヶ月ですね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

全てはコンセプトを元に作られたチラシがベースになる

昨日からオンライン展示会対策講座シリーズを書いています。昨日の記事はこちら。

>>オンライン展示会対策講座1

オンライン展示会ではこれまであまり重要視されてこなかった企業紹介ページをどう作り込むかが大切になってきます。企業紹介ページは大体4つの要素“①出展製品・技術・サービスの紹介文 ②出展製品(技術・サービス)の画像 ③動画 ④資料ダウンロード”で構成されています。機能は①と②のポイントを紹介しました。今日③と④について書いていきます。

3.動画

オンライン展示会ではブースを見てもらうことができないので、その代わりに文章や画像で出展製品(技術・サービス)をアピールするわけですが、文章や画像よりも圧倒的に情報量が多い伝達手段は動画です。なので出展製品(技術・サービス)が“誰のどんなお困りごとが解決できるのか”がわかるような問題解決型動画を制作し、企業紹介ページに掲載すると効果的です。

これもまだ正解がわからなくて、これから探っていくことにはなるのですが、現段階で私は訴求力が高い問題解決型プレゼンテーションを動画化する方法が最適だと思っています。モノづくりフェアOnlineダイジェストに出展されるケイ・エイチ工業さんは鉄板構成にそってこのようなプレゼンテーション動画を作られました。

実はこの動画は9分弱あるんですよね…。もっと要点を絞った1~2分くらいの短縮バージョンも作ってみて比較検証できればと思ってます。ただモノづくりフェアOnlineダイジェストはマイページを自分で触れないんです。原稿とかデータはWordをメール添付して提出するんですよね(笑)。検証しつつマメに改善とかは難しそうです。

あと、サムネイルもめっちゃ大事。この動画も10月1日の公式サイト公開までにサムネイル入れなきゃ(笑)。

動画はオンライン展示会によって、自社で制作する場合と主催社に作ってもらえる場合があるようです。

4.資料ダウンロード

オンライン展示会において、お客さんが情報を入力するタイミングは2つに分かれます。事前に登録をしないと企業紹介ページすら見れないパターンと、企業紹介ページまではオープンにしていて、問い合わせや資料ダウンロードではじめてメールアドレスを入力するパターン。

中小企業が気軽に出せるようなオンライン展示会は後者が多くなると予想されます。ということはダウンロードできるような資料を用意しておくことが必須になります。展活では明確になったコンセプトを元にチラシをつくり、そのチラシを設計図としてブースに展開していく、という指導をしてきました。

オンライン展示会ではチラシはプレゼンテーションとそれを元にした動画の設計図になります。企業紹介ページに掲載するための原稿もチラシがまとまっていたら問題解決型の文法で書けるはずです。

オンライン展示会に対応していくためにますますコンセプトを明確にしそれをチラシにまとめておくことの重要性が増したように感じています。

このシリーズはもうしばらく続きます。

まとめ

今朝の展活タイムズはオンライン展示会対策講座2をお届けしました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。