【動画】中小企業のためのオンライン展示会対策その2

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

暑すぎて蚊がいなくなりましたね(笑)。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

オンライン展示会では検索で見つかることが必須!

YouTube「展活チャンネル」に新しい動画をアップしました。今回の動画は「中小企業のためのオンライン展示会対策その2」です。

ここ数日、我々とご縁深い中小町工場と関係ある展示会のオンライン化に関するニュースが立て続けに入ってきています。

JIMTOF online(工作機械)
11月16日(月)~27日(金)
企画の詳細は8月以降順次発表。
出展募集は9月上旬開始予定。
http://www.jimtof.org/jp/index.html

INTERMOLD / 金型展 / 金属プレス加工技術展
10月5日(月)~16日(金)
https://www.intermold.jp/online/

上の2つは完全オンライン開催となるようです。どちらも中小製造業が多数出展される展示会です。

名古屋ものづくりワールド
9月9日(水)~11日(金)

https://www.japan-mfg-nagoya.jp/ja-jp/contents/online_nagoya.html

こちらはリアル展示会がオンライン商談も受け入れるかたちでのリアル・オンライン併設型です。公式サイトには“出展企業700社のバーチャルブースにオンラインで訪問できる”とありますが、どのような仕組みでバーチャルブースが作られるのか、めちゃめちゃ気になるところです。

4月からずっと言っていたことが、急に現実味を帯びてきました。そんな中でアップするのが今回の動画です。タイトルを「中小企業のためのオンライン展示会対策その2」としたのは“その1”があるからです。その1ではオンライン展示会で中小企業に求められるスキルは“プレゼン力”だと言っています。それはもちろんそうなのですが、もう一つ大事なことがあると気づきました。

それは“検索対応力”です。リアル展示会ではお客さんは会場内を歩き回っているので、お客さんの目に止まれば立ち止まっていただくことができます。しかしオンライン展示会のサイトでお客さんの目にふれるバナーはごく一部です。おそらくファーストビューに入るような特等席は高額な出展料を払っているブースが優先的に配置でしょう。となると“検索”で見つけてもらうしかないですよね。

これは長年ウェブでビジネスをやっている人間には骨の髄までしみついている感覚なのですが、サイトに掲載する文言に意識的にキーワードをちりばめる必要があるんです。リアル展示会でもまだまだ多い、一番目立つところに品番を掲げている企業、ありますよね。「F-W106」みたいな。こんなの絶対ダメです(笑)。品番というのは出展する側が管理しやすいようにふっているだけの記号で、それで検索する人なんていないんです。出展する製品・技術・サービスを適切な言葉で説明する必要があります。

SEOなんて必要ないと言われるようになって久しかったのに、ここへきて展示会で検索に最適化していく必要が出てくるとは。お客さんの頭の中を想像して、その人がどんな言葉で検索して自社のブースを探し出してくれるのか、日ごろからどれだけお客さんとコミュニケーションをしているかも重要になってきますね。手間はかかりますが大切なことです。

明日から17日(月)までお盆休みなので、次回の更新は18日(火)になります。よろしくお願いします。

まとめ

今朝の展活タイムズは動画アップのお知らせでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。