名古屋ものづくりワールド2020は開催されるのか

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

刻一刻と変化する状況になかなか気持ちが休まりませんね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

現在(3月23日)は予定通り開催するとのことですが…

※文末に追記あり

展活とご縁ある中小ものづくり企業の皆さんがが最も多く出展される展示会はリードジャパン社主催の機械要素技術展です。2020年はオリンピックの影響で東京開催の時期がずれ、先月2月に幕張メッセで開催されました。そして来月4月には名古屋での開催が予定されています。

しかし新型コロナウイルス問題を受け、本当に4月の名古屋開催は実現するのか、もし中止や延期になるとすればいつどのように発表されるのか、皆さん非常に気になっておられることと思います。ですので今朝は現在公式に発表されている事実を元に今考えられることをまとめていきたいと思います。

3月23日早朝の時点で機械要素技術展を含む名古屋ものづくりワールドは予定通り開催する、とされています。>>公式ページはこちら。予定通り開催されるとしたら2月の幕張同様、感染拡大を防止するために十分な対策をとった上で開催されることになります。

こちらは実際に2月の幕張メッセでとられていた対策です。本当に一人ずつサーモグラフィーで体温を測られました。

ただ、リードジャパン社は4月1日から東京ビッグサイトで開催される予定だったファッションワールド春、コンテンツ東京、ライセンシングジャパンの延期を3月11日に発表しています。ファッションワールドは10月の秋開催に合併するかたちで延期。コンテンツ東京は10月にパシフィコ横浜に場所を変えて開催するかたちで延期。ライセンシングジャパンはファッションワールド秋と同時開催するかたちで延期されます。

>>ファッションワールド
>>コンテンツ東京
>>ライセンシングジャパン

ですので“中止”は考えにくいですが“延期”はありえます。4月1日開催の展示会の延期が発表されたのが3週間前の3月11日だったので、4月15日開催の名古屋ものづくりワールドに関して何かしら発表があるとすれば3月25日(水)あたりになる可能性が高いです。

名古屋ものづくりワールドの会場であるポートメッセなごやは現在3月31日までに予定されているイベント等の施設使用料を還付すると発表しています。この状況だと更に還付期間が延長される可能性が高いように思われます。

>>新型コロナウイルス感染症に係る施設使用の取り止め・延期における 施設使用料の還付期間の延長について

以上の現在発表されている事実を総合的に考えると、2月の幕張開催が強行されたからといって、4月の名古屋が同様に開催されるとは一概には言えない状況になっています。

出展を予定されている方は何ヶ月もかけて準備をしてこられたわけですから、とにかく早く決定してほしいというのが本音だとは思いますが、遅くとも今週中には最終的な結論が出ると思われますので、どちらに転んでも対応できるよう心づもりをしておいていただければと思います。

※3月24日追記
3月24日に延期が発表されました。
代替日は9月9日~11日。会場はAichi Sky EXPOに変更して開催されます。
>>詳しくはこちら

まとめ

今朝の展活タイムズは名古屋ものづくりワールド2020は開催されるのか、について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。