新ものづくり・新サービス展2019大阪 レポ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

今日もまたグッと寒くなりなかなか明るくなりませんね。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

ものづくり補助金活用企業の成果発表

11月6日(水)から8日(金)までインテックス大阪にて中小企業新ものづくり・新サービス展が開催されています。

こちらは毎年東京と大阪でものづくり補助金活用企業の成果を発表する場として開催される展示会で、昨年度の大阪会場の実績は出展社数421社、来場者数17,855名。決して来場者が多い展示会ではありませんが、ものづくり補助金に採択されるような企業ばかりが集結するので出展社の質は高く展示内容も興味深いものが多いのが特徴です。

今年の大阪会場は名古屋で開催中のメッセナゴヤやマイドーム大阪で開催中のテクノメッセ東大阪と日程が重なっていることもあり、いつになく人が少なく閑散としていましたが、それゆえ出展企業の皆さんとゆっくり話せました。久しぶりにお会いできた方も多く充実した展示会視察となりました。

展活とご縁ある企業のブースをご紹介します。

まずは2012年はじめ、展活誕生の場に立ち会ってくださった緑屋紙工(株)さん。補助金年度は平成29年。内容は封筒の断裁工程の自動化。「おそらく日本一なんでもできる封筒屋」さんです。

2012年の展活誕生前後に展示会活用法をインタビューさせていただき、私が企画した勉強会で講師をしていただいたこともある黎明期の展活がものすごくお世話になった三元ラセン管工業(株)さん。補助金年度は平成26年。内容は高温仕様に耐える薄肉成型ベローズの開発。久しぶりに高嶋会長とゆっくりお話をさせていただきました。

2014年に堺商工会議所の展示会出展ゼミに参加くださった(株)テクノタイヨーさん。補助金年度は平成26年。内容は長周期地震に対応できるオイルダンパーの改善と、評価試験設備の開発。木造建築の地震対策を見える化する装置を展示されています。ワインが入ったグラスを揺らしてオイルダンパーの効果を感じることができます。

2018年に展示会出展サポートコンサルティングに通わせていただいた宮崎県の(株)宮防さん。補助金年度は平成29年。内容は畜産経営を安定させる暑熱対策及び畜舎内清浄の普及ツール構築。今回展示されていたのは除菌・消臭ができる薬剤とその噴霧器でした。私が知る限りもっとも補助金を活用されまくっている企業です。29年度以外にも4つの採択実績をお持ちです。

そして今年2019年のMOBIO展活セミナーに参加くださっている(株)井上模型製作所さん。補助金年度は平成26年。展示内容はリピートする精密切削部品のQCD向上。QCDとは品質・コスト・納期のことです。精密切削部品の品質・コスト・納期の問題解決を展示されています。

2012年の展活誕生からこれまでにお世話になった企業の皆さんとゆっくりお話ができて個人的にはとても充実した展示会視察となりました。この展示会は来場者は少ないです。でも出展企業の質は高いです! 人が少ない分ゆっくりお話できるのが特長です。こんなにすばらしい企業のトップの皆さんとじっくりお話できる機会はなかなかないのでぜひ行ってみてください。本日8日までインテックス大阪で開催されています。

まとめ

今朝の展活タイムズは新ものづくり・新サービス展大阪のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。