粉体工業展2019 レポ
おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。
日に日に秋らしくなってきましたね。朝は肌寒いくらいです。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。
“粉と粒子”に関する技術を一堂に!
10月16日(水)~18日(金)インテックス大阪にて粉体工業展2019が開催されていました。
粉体工業展は一般社団法人日本粉体工業技術協会主催の粉の技術に関する専門展示会で2年に一度大阪で開催されます。大阪で開催されない年は東京で国際粉体工業展が開催され2020年の会場はオリンピックの関係でいつもの東京ビッグサイト東ホールではなく南ホール(西ホールの更に奥)になるそうです。
大阪での開催は今年で13回目。今年の実績が既に発表されており出展社数215社、来場者数10,847名。前回2年前の来場者数は9,976名だったので実績は上がっているようです。インテックス大阪の4・5号館を端から端までつかって215社なので1社あたりのブース面積が大きいのが特徴です。ほとんどの出展企業が機械を持ち込んで複数の小間を使用した展示をしておられるからです。
こちらの展示会を見学するのは今回で2度目です。2016年に東京都葛飾区の町工場見本市の出展社説明会での講師をやらせていただいたときに出会った槇野産業(株)さんが出展をされており2017年に引き続きお話を聞かせてもらいに行ってきました。
槇野産業さんは大正時代に創業された粉体業界の老舗企業で展示会活用歴は20年以上の大ベテランでいらっしゃいます。槇野さんによると今粉体業界はとても忙しいらしいそうで、会場内で「粉砕機の選び方」というセミナーを初日と最終日にされていたのですが両日とも満席になっており需要の高さを感じました。
セミナーは材料ごとにどういった粉砕機を選べばよいのかがとてもわかりやすく伝わる内容でした。驚いたのは昭和30年代に製造された機械の修理をいまだに受け入れていらっしゃることです。60年前の機械がいまだに現役で活躍しているとは! 歴史を感じるエピソードでした。
あと印象的だったのが展示会全体の雰囲気が上品だったことです。ガツガツと売ろうとしてるブースがほぼないんですよね。セミナーで製品の選び方や使い方を説明してそれに興味を持った方が向こうから来てくださる、こんな営業ができれば理想的ですよね。私は展示会でのプレゼンやセミナーをお手伝いする機会もあるのでとても勉強になりました。
来年はオリンピックの関係で毎年東京で開催されているFOOMAという食品機械の展示会が大阪で6月に開催されるそうで、はじめて東京オリンピック期間にビッグサイトが使えない問題で大阪が代替会場になるという情報を教えていただきました。1~6号館まで全て使用する大規模展示会が大阪にやってくるなんてうれしいですね。私も必ず見学に行こうと思っています。楽しみです。
まとめ
今朝の展活タイムズは粉体工業展2019のレポでした。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島 節子
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