MOBIO展活セミナー模擬ブースチェック訪問3日目

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

先週末の台風が過ぎて急に涼しくなりました。そんな早朝の大阪から今朝も展活タイムズをお届けいたします。

展示会前に社内に模擬ブースを作ってみることの大切さ

先週10月11日(金)はMOBIO展活セミナーの模擬ブースチェック訪問3日目でした。。模擬ブースチェック訪問とは展活セミナー(連続講座)を受けていただいた企業さんに出展の1~2ヶ月ほど前に社内に模擬ブースを設営いただき、私が実際に訪問し改善点などを一緒に考える場です。

この日の1社目は和泉市の(株)エス・ジー・ケイさん。フォトエッチング加工をされている企業さんです。

展示会にはもちろんエッチング加工を出展されます。エッチング加工とはプレスなどでは難しい複雑な加工に使われる化学薬品の腐食作用を利用した表面加工技術です。金属板にマスキングをほどこし必要部分を覆い不要部分を溶解させます。そうすることで繊細でバリのない加工が可能になります。

出展される展示会は12月3日に大阪産業創造館で開催される精密・微細加工技術展です。産創館の展示会は背面に3m幅のパネルがあるだけで側面がないので展活セミナー内で作ってきたチラシ案をその背面パネルにどう割り付けてタペストリーにするのかを一緒に考えていきました。

続いて2社目は東大阪市の下西技研工業(株)さん。OA機器・家電製品・医療機器・住設・車載機器・産業ロボット等に使用される機構部品・磁性部品・熱対策部品を製造されている企業さんです。

出展される展示会は11月27日から東京ビッグサイトで開催される新価値創造展。こちらはブースサイズが幅4500×奥行2000×高2700という横長のブースが並ぶ展示会です。この横長ブースをグループ会社のマグテック(株)さんと一緒に使用されるということでこちらも展活セミナー中に考えていただいた問題解決型チラシをどう壁面に割り付けていくのかを一緒に考えていきました。

パラペットが使える構造だったので一番目立たせたいキャッチコピーはパラペットに配置し、問題解決を大きく背面に割り付ける案を推してきました。

最後に3社目は八尾市のマツモラ産業(株)さん。自社一貫体制で少量多品種を得意とされる金属加工会社さんです。

こちらはまだ具体的に出展する展示会が決まってはいないのですが若手ホープの社員さんが未来の出展に向けて模擬ブースを作ってむかえてくださいました。メインのキャッチコピーを下に置くのはもったいないのでこちらもパラペットに配置する場合と背面パネルに配置する場合の割り付け方を一緒に考えていきました。“歌舞伎”“和”というテーマ性を持たせたユニークなブースになりそうです。

MOBIO展活セミナーの模擬ブースチェック訪問は以上で全社終了となりました。展示会の1ヶ月ほど前に社内に模擬ブースを作っていただくことは成果につながる出展にするために大切なポイントです。一度本番をシュミレーションしてみることで足りないものが見えてきます。1ヶ月前に気付けばそこから準備しても間に合います。展活セミナーではなかば強制的にその機会を作っていただくことをカリキュラムに組み込んでいるのです。

そんなMOBIO展活セミナーの成果発表会が開催されます。日時は12月3日18時~。場所はMOBIOの常設展示場。各社の成果報告ブースは12月3日から2ヶ月間展示いただけることも決まっています。

展活に興味をお持ちの方はぜひこの機会にMOBIOにいらしていただければと思います。

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まとめ

今朝の展活タイムズはMOBIO展活セミナー模擬ブースチェック訪問3日目のレポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。