展示会に毎年出展しつづける、ということ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日の雨で涼しくなるのかなと思いましたがそうでもないですね。そんな残暑続く大阪から今朝も展活タイムズをお届けします。

進化しつづけるエドランド工業さんの展示会

現在、インテックス大阪では関西機械要素技術展などを含む関西ものづくりワールド2019が開催されています。こちらには私のセミナーを受けてくださった方にはおなじみの岐阜県関市のエドランド工業(株)さんが出展をされています。

エドランド工業さんが関西機械要素技術展に出展をされるようになって3年になります。今年のブースはこんな感じ。“1個からオーダーメイド”を前面に出し、機械刃物に関する何かしらのお困りごとをお持ちの方が気軽に相談しやすい雰囲気を打ち出しています。私は1日目に訪問してきたのですが反応は上々だったそうです。

昨年2018年は実はこんな感じでした。エドランド工業さんは2016年から展示会活用をはじめられたのでこの年は3年目でした。2年間やってみて、本当に出会いたいお客様は誰なのかと考えたときに刃物を一緒に共同開発していけるようなお客さまだということで、そういうお客さまに向けたブース設計に変更をしました。

そしてこちらは2017年のブース。初の大阪での出展だったので関西の顧客開拓・客層把握が目的でした。コンセプトは機械刃物のお困りごと解決。今よりも問題解決事例が少なかったこともありお困りごとを把握すること自体も出展目的に含まれていました。

こうやって3年間のエドランド工業さんの大阪での出展を写真で振り返ってみると毎年検証と改善を繰り返し、丁寧に展示会を育てていっていらっしゃることがよくわかります。

何年も同じ展示会に出展をされている方から「去年のほうが良かった。今年はぜんぜんダメ」というような声を聞くことありますが、毎年同じ客層に向けて同じ展示をしていたのでは出すたびに反応が薄くなるのは当たり前です。展示会に来るお客さんは同じ人もたくさん来るのですから「このブース去年も見たな」と思われてしまいます。

なのでよっぽど反応がよかった場合は翌年も同じブースで出展することもアリですが、基本的には展示会は出展するたびに検証と改善をし、毎回バージョンアップしていくことが理想です。

エドランド工業さんの展示会ブースは展活企業には参考にしていただける点が満載です。本日10月4日までインテックス大阪で開催中の関西機械要素技術展に出展をされています。更に今年は10月23日からのメカトロテック(名古屋)と11月6日からのメッセナゴヤ(名古屋)にも出展をされます。来年は2月の機械要素技術展(幕張)にも出展をされます。行かれる方はぜひエドランド工業さんのブースを実際にご覧になってみてください。

まとめ

今朝の展活タイムズは進化しつづけるエドランド工業さんのブースについて書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

The following two tabs change content below.
アバター画像

大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。