幅広タペストリーの問題と対策

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

まだしばらくは梅雨っぽいお天気が続くようですね。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

たたみジワという大敵

展活セミナーで「中小企業の1小間(3m×3m)出展の壁面装飾にはタペストリーがおすすめ」と言い続けてかれこれ5年になります。この間サポート企業の皆さんは様々なサイズのタペストリーを作ってこられました。

タペストリーが壁面に占める割合が大きければ大きいほど壁面加工したような効果があり、タペストリーのサイズは可能であれば壁面パネルに近いサイズで作ると良いです。

ただ、3mブースだから3mに近い幅広タペストリーを作れば良いのかというと一概にそうとも言えません。

なぜなら幅広タペストリーはどうしてもたたんで保管する必要があり、保管している間にたたみジワが入ってしまうのです。タペストリーのシワは気にしなければ済む話と言えば済む話なのですが、気になりだしたらものすごく気になる、というのもまた現実的な話なんです。アイロンを持ち込み現場でシワを伸ばしたこともあります(笑)。

では、どのようなサイズでタペストリーを作れば良いのかと聞かれた際はいつも「幅1mのタペストリーを3つ作りましょう」と応えています。1mだと巻いて保管できるサイズなのでシワが入ることはありません。

だだ厳密に言うと1mだと扱いにくいんです(笑)。1mよりも気持ち狭い幅で作ると一番扱いやすいです。

上の図は昨年、ケイ・エイチ工業さんが作られた3連タペストリーのサイズです。これが今私が知る限り一番使いやすいサイズです。

展示会によっては2m幅のブースもありますが、そんなときは1辺を側面に使用してもきちんと画像やキャッチコピーはつながります。

まとめますと、展示会ではブース壁面をタペストリーで覆うことで壁面加工したような効果を出すことができますが、幅広タペストリーには保管の際にシワは入るという難点があります。なので1m(厳密には1mよりも少し狭いサイズ)のタペストリーを3つ作ると巻いて保管できるのでシワは入りません。

これからタペストリーを作られる方はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

今朝のブログは幅広タペストリーのシワ問題と対策について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。