平成をふりかえる
おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。
ゴールデンウィーク明けの朝。少しひんやりとした爽やかなお天気になりました。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。
10年ごと3期にわけて整理してみた
ゴールデンウィーク中、ブログをお休みしている間に元号が平成から令和になりましたねー。連休中は考えるともなく平成という30年の時代を思っていました。普段は西暦で時代を考えるタイプなのであまり元号単位で考えたことはないのですが、良い機会なので私にとっての平成を振り返ってみようかと。
平成元年~10年(1989~1998年)
平成最初の10年間は私にとっては中学1年生~社会人1年目にあたります。なのでこの期間は私にとっては社会に出るための準備をしていた時間といえます。
自我が芽生え始めた中学時代。校風になじめず休みがちでだからこそ“生きるとは何か”と哲学的な問いを繰り返した暗黒の高校時代。その反動か、勉強が楽しくて楽しくて専攻していた美術史という学問にのめりこみ、わが世の春だった大学時代。
進路についても考えに考えて家業を選ぶことになります。画像は1997年、大学4回生のときのもの。一番悩んでいた時期にお世話になりまくった大叔母、カトリックのシスターです。幼い頃から大叔母のことを尊敬していたのでシスターになろうと考えた時もありました。けれど自分は神父様を頂点とした男系の組織で生きていけるタイプではないこと、またシスターとしてやりたいことの本質は家業に入ることでも成せるのではと考え直しました。
平成11年~20年(1999~2008年)
次の10年は社会人としての最初の10年間にあたります。仕事を覚えるだけで過ぎていった最初の3年を過ぎたころ人生の試練がやってきます。売上の95%以上を占める得意先の倒産です。
同時期に父の病気がきっかけで社長を継ぐことになってここから私の本当の仕事人生がはじまりました。家業をつぶしたくない一心でがむしゃらに働いて業績はV字回復。なんか今思い返してもこの10年はずっと走っていた記憶。日々天国と地獄がクルクルと入れ替わるようなスリリングな日々でした。楽しいこともたくさんあったけど、辛く苦しいこともいっぱいあって疲労が積み重なっていきました。
平成21年~31年(2009~2019年)
その次の10年は心のバランスを壊してしまうところからはじまりました。必要最低限の仕事しかできない期間がしばらくあって、その後、脳みそをまるごと入れ替えられるような出来事が起こります。東北の震災です。
勉強会仲間の同世代の女性が岩手で津波に巻き込まれて亡くなりました。そのことを知ったときに唐突にわかったことがありました。私が死にたいと思っている今日は、彼女が生きたいと切望した明日なのだ、とうことが細胞レベルで理解できたのです。心の底から自分を恥じました。そしておこがましいとは思うけれども彼女の分も生きなければと心に決めたのです。
そして“私だからできる誰かのお役に立てること”を考えに考えて展活を作り、今にいたります。展活が生まれたのが2012年。そこからは方向性に迷うことはなくなりましたがその道は決して平坦ではなく、今も試行錯誤の日々です。
一見平凡に見えるであろう私なんかの30年でも書き出してみるとこんな感じで、30年という時間はちょうど時代が一回りする年期なのですね。令和がはじまってまだ数日ですが思いのほかしっくりとなじんできています。辞書登録も完了したので変換も一発です(笑)。
次の10年は44~53歳の10年間にあたります。展活をベースにますますこの社会のお役に立てる人間になっていけるよう、迷ったり悩んだりしながら歩を進めていきたいと思います。いい加減穏やかな日々を過ごしたいけれど、それはまだ先になりそうです(笑)。
まとめ
今朝のブログでは私にとっての平成という時代を振り返ってみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島 節子
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