展示会前後のスケジューリングが楽しくなる方法
おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。
昨日の雨でだいぶ散りましたが、今年はずいぶん長く桜を楽しめましたね。今日はいいお天気。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。
映画プロモーションを参考にしてみる
私の周囲には出版をされた方が結構いらして、きちんと本を売っていらっしゃる方たち何人かから聴いた話なのですが、本を売るためには映画のプロモーションでやっているようなスケジュールで動く必要があるそうなんです。つまり著者は良い本を書けばいいだけではなく、発売前に宣伝、発売されたら宣伝、重版がかかったら宣伝、と自ら宣伝活動をするから本が売れるのだ、と。
確かに映画ってそうですよね。数年前にまず映画化が発表されて、キャスト発表があって、試写会があって、当日は舞台挨拶があって、ヒットしたら2度目の舞台挨拶があって、DVD化して更に売る、みたいな。
この流れのとおりにやれば展示会が成功するスケジューリングにもなるのでは、と思いました。ウェブ、特にSNSとブログを使えば中小企業にもできますよね。具体的に書いていきましょう。
この展示会に出展します!
まず半年前くらいに展示会に出展申込みをしますよね。これは映画の製作発表にあたります。なので「今年は○○展に出展します!」とまずは宣言記事をブログに書き、SNSで拡散します。
今回は○○を出展!
2~3ヵ月前くらいには出展内容が決まっていてほしいところ。それくらいの時期に「今回は△△を出展します!」という記事を書きます。これは映画のキャスト発表にあたるので、今回は誰々が担当します、と展示会担当者発表記事を書くのもアリですね。
模擬ブースができました!
1ヵ月前くらいにぜひ社内に模擬ブースを作っていただきたいのですが、せっかくなのでこれも記事にしましょう。これは映画の公開前にワイドショーなどでメイキング映像が小出しされることにあたります。
招待状を送る
1ヵ月間くらいに展示会の招待状を送りましょう。出展品の良さがわかるチラシを同封することで映画でいうところのコマーシャルの役割を果たしてくれます。
現在、設営中。いよいよ明日です!
本番の前日に会場で設営している様子もぜひアップしましょう。人はがんばっている人を応援したくなるものなので、先の模擬ブースと同じく、メイキング映像を小出しにしていくことで期待を高め、「行ってみようかな」と思ってもらえるのです。
展示会がはじまりました!
初日の開始時間くらいに完成したブースをアップしましょう。これは映画初日の舞台挨拶にあたります。見た人の何割かから「せっかくだし、行ってみようかな」と思ってもらえることでしょう。
大盛況です!
ブースに人だかりができているタイミングを狙って写真を撮ってアップします。人だかりができなければ知り合いに頼んででもにぎわっている様子を撮っておきましょう。「こんなにたくさんの人が行ってるってことは行かなくちゃ!」と思ってもらえます。これは映画の大ヒット御礼CMにあたります。
ご来場御礼
映画館ではつい映画グッスやパンフレットを買ってしまいますよね。そういった“お土産”にあたるものも用意しておくといいです。ノベルティですね。あとこれは映画だと何にあたるのかよくわかりませんが、出展後はなるべく早くお礼状を出したいので、お礼状はあらかじめ用意しておいて、ブースで話した内容を忘れないうちに書いて出したいですね。
ご来場いただいた方だけの特典
映画は上映後DVDを発売しもう一儲けしますが、初動販売数を上げるために初回特典映像がついています。これもぜひ展示会にとりいれましょう。例えばご来場いただいた方にだけ「無料診断」とか「工場見学にご招待」とかできることでいいので特別感を得られるような特典を作れるといいですね。
そして発注をいたただいた方には定期的な訪問でフォロー。発注には至らないけれども見込み客リストに入れた方にはメルマガやニュースレターでフォローし、次回出展の案内は必ず送るようにして顧客化を目指します。
いかがでしょうか。映画プロモーションにあてはめると、展示会前後のスケジューリングも楽しくなりそうじゃないですか?! 良かったら自社に置き換えて考えてみてください。
まとめ
今朝のブログは展示会前後のスケジューリングが楽しくなる方法というタイトルで映画プロモーションをまねるやり方について書いてみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島 節子
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