1度しか使わないならポスターもアリ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

秋花粉によるくしゃみを連発する朝。春花粉より症状はマシだけどダラダラと長く続くのが秋ですねー。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

タペストリーを作らなければならないわけではない

私は展示会ブースの壁面装飾にはタペストリーをオススメしています。なぜならポスターだと繰り返し使用するうちに折れてくるからです。展示会用ブースパネル1枚の幅は1メートルなので、ポスターだとA0サイズがちょうど良いサイズになります。A0サイズは幅841ミリ×高さ1189ミリとかなりの大きさです。このサイズのポスターを折らずに持ち運ぼうと思うとなかなか大変です。

なので、持ち運びに便利で繰り返し使えるタペストリーをおすすめしています。

しかし必ずタペストリーを作らなければいけないわけではありません。あえてポスターのほうがいい場面もあります。それは1度しか使わない場合です。

例えば
・今回だけいつもより大きなブースで通常使用しているタペストリーにプラス2m分の壁面に何かしら掲示するものが必要

・今回は実験的なブースなので同じテーマでは今後は出展しない予定

みたいな場合です。

このような場合は何も無理をしてタペストリーを作る必要はありません。1m幅のタペストリーを作るとかなりリーズナブルに作ったとしても2万円くらいはかかります。

しかし、これをポスターで済ませると3000円くらいから制作可能です。もちろんここにはデザイン代は含まれません。あくまでも印刷=制作にかかる費用です。

展示会にかかる費用が高くなるのも安くなるのもデザイン費次第です。デザインを全て自社でやれば、2万円以内で展示会セットを全て作ることも不可能ではありません。

格安プリントで有名な“プリントパック”はPDF入稿が可能です。なのでイラストレーターが使えない人でも例えばパワーポイントやワードでポスターのデザインを作成し、それをPDFに変換して入稿すれば3,000円ほどでポスターは作れてしまいます。

展示会ブースの大きさが2m×2mで、サイドの壁面は1mずつしかないようなブースの場合、必要最低限の掲示物としてポスター4枚とテーブルクロスがあればブースは成り立ちます。

テーブルクロスを自作するとして、

ポスター4枚×3000円 =12,000円
テーブルクロス 布代+アイロンプリント代 =8,000円
合計20,000円になります。

もちろん手間はかかります。安く上げるためには手間がかかり、時間を節約するためにはお金がかかります。それは展示会にかぎらずどの分野でも同じですね。

少し話がそれてしまいましたが、今朝のブログでお伝えしたかったことは壁面掲示物は必ずしもタペストリーでなくてもよい、1度しか使わないのであればポスターでもオッケー、ということです。

まとめ

今朝のブログは1度しか使わないならポスターもアリというテーマで書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。