ジャニーズグループ25周年むかえられない説

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

ゴールデンウィークが終わりまた日常が戻ってきました。なんか、今年のゴールデンウィークはこの事件にはじまりこの事件で終わった感じがします…。

こうなるしかなかったとは思うけど

そのニュースが飛び込んできたのは4月25日(水)の夕方でした。TOKIO山口達也、強制わいせつ容疑で書類送検。報じたのはNHK。そして翌日26日(木)には本人が会見。震えながら涙と冷や汗をにじませて質問に応える姿が生中継されました。この時点で本人は「許されるならTOKIOに戻りたい」と発言。

5月2日(水)山口を除くTOKIO4人で会見。山口からの辞表を城島リーダーが預かっている状態であることが判明。5月6日(日)辞表は事務所に提出され、ジャニー社長が受理。正式に退所することがわかりました。

時系列で書き出してみると2018年のゴールデンウィークは丸々この事件で埋まってしまったな、ということがわかります。私は今年のゴールデンウィーク中ずっとこの事件について考えていました。

今までジャニヲタとしてジャニーズで何かあるたびに考えを書いてきましたが、今回は内容が内容なので個人的な考えを発信するかどうかをなかなか決められず、こうやって全てが終わってから書いてしまっています。後出しジャンケン感がいなめないタイミングですが、自分の気持ちに決着をつける意味でも書いておこうと思いました。

悪いのは山口くんだし、退所という結果は当たり前だと思います。これだけセクハラが社会問題にになっているのに本人も事務所も認識が甘すぎました。特に4月25日に出されたこれが本当にひどかった。

報道関係各位

お酒を飲んで、被害者の方のお気持ちを考えずにキスをしてしまいましたことを本当に申し訳なく思っております。被害者の方には誠心誠意謝罪し、和解させていただきました。

ジャニーズ事務所

これが事務所名義で最初に出されたコメントですよ。絶望しかない。ヲタのあいだでは「ヘイポー謝罪文」と呼ばれています。(※ヘイポー謝罪文とは“ダウンタウンのガキの使いやあらへんで”の中の人気企画。めっちゃおもしろいけど今回の事件の後に見ると複雑かも。)要はまったく反省が感じられないということです。

当初、これで済むと事務所が思っていたとしたら、これまでも同じようなことを何度ももみ消してきたんだろうな、と思われても仕方がありません。

この2週間弱、ずっとヲタたちがネット上で繰り広げる議論を読みながら自分の気持ちの着地点を探ってきました。私個人としては最初は怒りしかなくて、でもそのときの感情だけで批判するのはどうなんだろう、ととりあえず口に出すことはやめました。その最中も頭の中でずっとグルグル考えているというような状態。

その間、ヲタたちの議論にずいぶん教えられました。強制わいせつが親告罪から非親告罪に変わったとか、そもそも縁がなさすぎて親告罪と非親告罪が何なのかも知りませんでした。今の20代~30代前半くらいのヲタたちは子供のころからジェンダー教育を受けているし、出席番号も男女混合の50音順なんですよね。性犯罪への知識もあるし、皆自分の意見を持っていているんですよ。勉強になりましたね。

こんなこと今後は絶対に起こってはいけないことです。根っこにあるのは女性蔑視なんですよ。女に夢を売る商売をしている事務所とタレントがそんな認識でいたことが本当に腹立たしい。

でもそれが許される時代じゃなくなったということが今回明らかになりました。「こんな理由で仕事うばわれたら俺なんか何回仕事やめなアカンねん」って男性そこら中にいますよね。時代は変わったんですよ! その甘い認識によって今まで築き上げたものが全て崩れ去ってしまうかもしれないんです。心して生きていかないとです。

はぁ…。こんなこと3週間前の自分に言っても信じないだろうな。安泰なんてないんですね。TOKIOがこんなことになるなんて(泣)。ジャニーズグループ25周年むかえられない説が真実味を増してきました。次は2022年のKinKiKidsか…。たのむで!!

まとめ

今朝のブログはTOKIO山口くん事件について思うことを書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。