大河に求めるものも人それぞれ

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

冬季オリンピックで盛り上がった週末。ついにスポーツ音痴の私も“平昌”の読み方を覚えました。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

好きな大河ドラマBEST3

今年の大河ドラマ「西郷どん」。昨日は第7話「背中の母」が放送されました。この物語にハマることはないなと確信しつつもこの先の激動の時代をどう描くのか気になるのでたぶん最後まで見続けると思います。

私は大河ドラマが好きです。でもものすごく好きだと思える作品は実はそう多くはないんですよね。ランキングにするとしたらこんな感じ。

1位 平清盛
2位 新撰組!
3位 真田丸

偶然、全て3文字ですね(笑)。そして全て山本耕史さんがすごくいい役で出ています(笑)。山本耕史を好きなだけちゃうんかいと思われそうですが、違います。確かに山本耕史は好きなのですが、大河ドラマの山本耕史がたまたまいい作品でいい役をやるからで、他の作品での山本耕史にはあまりピンときません。

4位まで入れるとしたら4位は「江」です(笑)。大河ファンには大不評のあの「江」です。5位は「軍師官兵衛」かなぁ…。

何が好きなのかってそれはもう“関係性”につきます。私は“関係性”を丁寧に描く物語が好きなんです。不動の1位「平清盛」はとにかく“関係性”の物語でした。それも対の関係性が連続して幾つも折り重なって連なっていく様が見事でグイグイと引き込まれていったものです。

●父と子:父上と清盛、白河院と清盛、清盛と重盛、為義と義朝、義朝と頼朝、藤原忠実と藤原頼長、鳥羽院と崇徳帝
●兄と弟:清盛と家盛、父上と叔父上、清盛と頼盛、頼朝と義経、藤原忠通と藤原頼長
●主と従:清盛と盛国、父上と家貞、義朝と鎌田正清、信西と西光
●先妻と後妻:舞子と宗子、明子と時子、璋子と得子
●貴族と武士:
●敵と味方(ライバル):平氏と源氏
●西と東:

これらの対の関係性同士がまた対になって伏線を回収しながら物語が進んでいくわけです。関係性に絡んでこない孤高の西行がバランスを取るあたりもほんとに良くて。今年の大河もこういう描き方をしようと思うといくらでもできると思うんですよね。

やはり西郷隆盛を描くからには大久保利通との友情と決別が物語の軸であってほしいわけです。だから子供の頃から二人の性格の差や物事の捉え方の違いをもっと描いてほしいし、今は貧乏ながら幼なじみが切磋琢磨しながら共に成長している様子を描いてほしい。もっと二人には語り合ってほしい。生きるということついて、この国について、未来について…たくさんたくさん。その描写が丁寧であればあるほどのちの決別せざるを得なくなる運命にリアリティが出てくると思うんです。

西南戦争で二人は敵と味方に別れてしまうけどどちらにも信じる正義があり、互いの立場に立てばどちらも正しいわけで。どちらかが悪い、みたいな描き方にはなってほしくないなぁと。

西郷隆盛が亡くなる翌年には大久保利通も亡くなります。偶然ですが新撰組では近藤勇が亡くなった翌年に土方歳三が亡くなります。近藤と土方は西郷たちの5歳ほど下の世代。同じ時代を生きた正反対のもう一つの物語。あ、やばい「新撰組!」を見返したくなってきましたよ(笑)。

これから幕末のスターたちがぞくぞく登場する予定の今年の大河。今のところ私の好みではありませんが好みなんて人それぞれ。今年の大河は今年の大河として楽しんでいきたいと思います。

まとめ

今朝のブログは大河に求めるものも人それぞれというタイトルで私が好きな大河ドラマについて好き勝手に書いてみました。すみません(^^;;

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。