ブース面積を2倍にすると結果はどうなる?

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日は大阪市内でも一瞬雪がチラついていましたね。クリスマス前に雪なんて!そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

ブース面積を2倍にしてみた

今年、プラントショーに出展されたケイ・エイチ工業さんは前回(初出展時)は1小間出展=3m×3mだったのですが、今回は面積2倍の2小間出展=3m×6mに出展規模を拡大されました。

ブースの面積を2倍にすることで付随する数字はどのように変わったのでしょうか。

出展経費

出展にかかる経費は2倍になりました。単純に出展料が2倍になります。それに付随してブース装飾にかかる費用もほぼ2倍かかりました。厳密に言うと制作物だけだと2倍以上かかったのですが、照明は前回制作したものを使いまわしたのでトータルコストとしては前回のほぼ2倍となりました。

データ数

それに対しデータ数=名刺交換+バーコードスキャンの総数はなんと前回の8.6倍になりました!! これには本人たちもびっくりです。要因は何だったのでしょうか。

1.好立地

まず考えられるのは場所がよかった、ということです。1小間だと端のほうに追いやられるのですが2小間にした途端メインストリートのすぐ横の角地に配置してもらえました。主催者側は1小間より2小間出展する企業を優遇してくれるようです。

2.角地を活かしたレイアウト

角地をとれたことが確実になってから考えたブースレイアウト・配色・キャッチコピーの大きさなど。前回の出展時にプラントショーは正統派の堅実なブースが多いとわかっていたので、あえてよく使われる青の反対色の黄色をもってきたり、レイアウトを斜めに配置したり、キャッチコピーの大きさにもこだわりました。

3.ノベルティバッグ

今回新たに導入したアイテム“ノベルティバッグ”。展示会ではチラシ等をもらったものの入れるものがない状態で困っておられる方が結構いらっしゃいます。そんな方に受け取っていただきやすいノベルティバッグの存在は大きかったのでは、と。

4.やや強引なスキャン

前回もバーコードリーダーを借りたのですが正直うまく使いこなせませんでした。今回はノベルティバッグを受け取ってくださったお客さんに必ず「バーコードをスキャンさせていただいてよろしいでしょうか?」と声かけしたところ、ほとんどの方がスキャンさせてくださいました。

これらの要因をもって前回比8.6倍のデータを集めることができたわけですが、単純計算で行くと前回と同じ割合で受注をいただけるとするとまずは見積件数100件を目指さなければならないことがわかりました(笑)。見積件数100件を目指すとなると一体何件訪問すればよいのやら。気が遠くなりそうですが、地道にやるしかないでしょう!

現時点でお伝えできる成果はデータ数が8.6倍になった、ということだけですが、次回のプラントショー2019までにブース面積を2倍にしたことによる成果が具体的な売上の数字としてどれだけ上がるのでしょうか。これからも進捗状況を報告したいと思います。

まとめ

今朝のブログではブース面積を2倍にすることによる効果を考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。