斜陽産業からの逆転劇
おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。
秋花粉によるアレルギーで蕁麻疹…。この辺りにはイネもブタクサも生えてないんですけどね(笑)。毎年のことですが薬による眠気でちょっとぼんやりしています。ケアレスミスをしないように気を引き締めていかないと! そんな大阪から今朝もブログをお届けします。
ドラマ「陸王」などのヒットに思うこと
今年の10月から放送がはじまった池井戸潤原作のドラマ「陸王」。今期のドラマの中では予想どおりヒットしていますね。第1話を見たときの私の感想は「泣くわ、こんなん(泣)」でした(笑)。
「陸王」は埼玉県行田市の創業100年の足袋メーカー「こはぜ屋」の4代目社長のものがたりです。足袋は斜陽産業なので売上は芳しくなく社長は資金繰りに困っていましたが、足袋の技術を活かしたランニングシューズの開発をはじめ、それを機に一発逆転を目指すものがたりです。
池井戸潤原作の中小製造企業を題材にした作品は以前の「下町ロケット」しかり、毎回ヒットしている印象があります。ドラマがヒットするためには視聴者に共感される必要があります。ヒットしたということはこういったがんばる中小企業の社長のはなしに共感する人が多い、ということだと思います。
社長、子供たち、古参幹部、技術者、パートさん、銀行員、それぞれのキャラを立たせるために誇張している感はありますが、日々中小製造業の展示会出展をサポート現場でお会いする人たちを思い出しながら「いるいる!こんな人、あるある!こんなこと」とうなずきながら見ています。
こういうドラマがヒットする背景には同じように思う人が多いということが考えられます。斜陽産業にある事業を親から引き継ぎ、積み重ねてきた強みを活かしてなんとかそこから脱却し、新事業を成功させようと懸命にがんばっている社長さんたちやそれを支える人たち。また「うちの会社もこんなふうになりたい」と思っている人たち。このドラマのヒットを支えている人たちは恐らくこういう人たちですよね。
日々展示会の仕事で中小製造業の方たちと関わっていると、こういった物語はそこらじゅうにあります。先日のブログで紹介した西村昭宏さんはそのうち必ずドラマか映画になると思います。
こはぜ屋の社長は別に特別な才能がある人物ではありません。「絶対にこはぜ屋をつぶさない!復活させる!」と覚悟を決めたんです。陸王や下町ロケットに刺激されて「うちもやるぞ!」と決意した方に、展活はきっとお役に立てると思うので、こういったドラマはこれからもどんどんヒットしてほしいです。
そうそう!今日からまた興味深いドラマが始まります。「マチ工場のオンナ」というドラマ。原作は諏訪貴子さんという東京都大田区の町工場の女性社長さん。ドラマでは舞台を東海地方に変えて描かれるそうです。ご縁が深い東海地方の町工場で女社長。きっと共感しながら見ることになると思います。
そしてこのドラマに刺激されて「よし!やるぞ!!」と思ったらぜひ展活セミナーにお越しください♪
まとめ
今朝のブログは斜陽産業からの逆転劇というタイトルで中小製造業をテーマとしたドラマのヒットについて考えてみました。
今日もお読みいただきありがとうございます。
大島 節子
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