相乗効果で引き立てあうブースを作る方法

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日はべったり雨でしたね。すっきりしないお天気が続きますが明日は中秋の名月。月が見えるような天気になれば良いのですが。

「反対色」という発想

ブースのテーマカラーを決める際の選択基準についてはこれまでも何度か書いてきました。コーポレートカラーやブランドカラーを使用する。また色彩心理に沿ってお客様が好む真理を表す色を採用し、嫌う真理を表す色は避ける。今まで書いたのは大きくはこの二つの選択基準でした。

最近、秋の展示会に向けてのブース作りも架橋なので、そんな中でこんな選び方もあるな、という方法を見つけたので紹介します。それはお隣のブースの反対色(補色)を使う、という方法です。

反対色(補色)とは色相環で反対側にある色のことで、大雑把に言うと青の反対色はオレンジ色で、赤の反対色は緑です。

大抵の展示会では出展の2ヶ月ほど前に出展社説明会があり、そこでブース配置がわかります。そこで隣り合わせの企業がわかるので「企業名 展示会」で画像検索をします。その企業が毎年展示会に出展されているのであれば高確率でこれまでのブースの画像が出てきます。その反対色をテーマカラーとしたブースを作ると単純に目立ちますし、お隣との相乗効果で互いに引き立てあうこともできると思うんです。

出展社説明会が終わってからブースのテーマカラーを決めるわけですから、なかなか急ピッチで準備を進めなければなりませんし、今回ゼロからブースを作るわけではなくこれまでの制作物を使いまわそうと考えている場合などは採用できないやり方です。またコーポレートカラーやブランドカラーがガチガチに決まっている場合も難しいですね。

なので、このやり方を採用できる企業は限られているかもしれませんが、やれば確実に目を引くブースにはなると思います。ただ、お隣のブースがテーマカラーを今年からガラっと変えてくる、というリスクもありますが(笑)。

さっきから「思う」という表現ばかりをしていますね。そうです。まだ事例がないんです(笑)。11月の末には具体的な事例として紹介できる予定です。待っていてください。

まとめ

今朝のブログは相乗効果で引き立てあうブースを作る方法というタイトルでブースのテーマカラーをお隣の反対色にする、というやり方を紹介してみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。