国際フロンティア産業メッセ2017レポ

こんにちは^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

9.11ですね。穏やかな日常は当たり前ではないということを改めて考える日。そんな大阪から今日もブログをお届けします。

西日本最大級の産業総合展示会

先週金曜日は国際フロンティア産業メッセ2017を見学してきました。

こちらの展示会は毎年ポートアイランドにある神戸国際展示場で開催されている展示会で総合展示会としては西日本最大級の規模です。昨年は481社が出展し29,875人の来場者を記録しました。

そんな神戸国際フロンティア産業メッセ。私もここ4年ほど毎年見学させていただいています。出展料は下記のとおり。

3m×3mで15万円(税別)なので総合展示会の相場としては上限だと思います。皆さんそれなりの経費をかけて出展をされています。

国際フロンティア産業メッセには以下のような特徴があります。

展示会in展示会

この展示会の特徴として展示会in展示会が多い、ということが挙げられます。下記のとおり4つの銀行系展示会とテーマ展を含みます。

●こうべしんきんビジネスメッセ
●みなとげんきメッセ
●にっしん輝きメッセ
●たんぎん産業メッセ
●ひょうご環境ビジネス展

その展示会in展示会ごとに下の画像のスタンプラリーようなイベントを打ち出し、来場者がまんべんなくブースを周るような工夫をされています。

団体によるグループ出展

団体によるグループ出展が多いのもこの展示会の特徴です。

●兵庫県中小企業団体中央会
●播磨圏域連携中枢都市圏
●ひょうご化学技術協会
●兵庫県信用保証協会
●兵庫県商工会連合会
●阪神南ものづくり産業クラスター
●小規模企業販路開拓支援事業神奈川
●ひょうご・神戸ビジネスアライアンス
●滋賀県中小企業団体中央会
●生駒商工会議所・生駒市ブース

以上のような団体がグループ出展をされています。

展示会in展示会とグループ出展が大半のスペースを締め、その中に“ものづくり”“lot/IT電気・電子”“環境・エネルギー”“ロボット/航空宇宙”“健康・医療/ライフスタイル”といってカテゴリー分けされた一般応募のブースのエリアもある、という感じ。

本来のカテゴリーと展示会in展示会とグループ出展が同列のカテゴリーとして扱われているので来場者としてこの展示法は見にくいですが、いろんな大人の事情があるのでしょう。

あと、来場者に高校生が多いのも特徴です。県内の高校に招待枠があるのでしょうか? 正直ビジネスマッチングを目的とした展示会に子供が多いのはあまりよくないと思うのですが(専門展示会では18歳未満入場禁止のところも多いです)、長い目で見たら将来の働き手である子供たちに地元の中小企業を一度にたくさん見てもらう機会には意味があるし、悩ましいところですね。

平日はビジネス、土曜日に学生向けなど分けられればいいと思うのですが、もう何年もこの形式で開催されているということは、これも大人の事情があるのでしょう。

まとめ

今朝のブログは国際フロンティア産業メッセ2017レポでした。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。