どうすれば展示会に本気で取り組もうと思えるのか

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

8月も最終日じゃないですか。そんな区切りの日も早朝の大阪からブログをお届けします。

“誰の役に立ちたいか”は明確になっていますか

日々、たくさんの展示会に関わり続ける中で、気がつけば商売の真理のような、生きることの真理のようなものについて延々考えているときがあります。

展示会を成功させるために必要な手順をマニュアル化することは可能ですし、展活を5年やってきてずいぶんマニュアルとして出来上がってきたと自負しています。

でもマニュアルではどうしようもないことがあります。それはその人が展示会に本気かどうか、ということです。

展示会に本気かどうかは大体見たらすぐにわかるのですが、第一印象で本気っぽいなと思ってもよくよく話してみたら本気風なだけだったり、反対に最初はつかみどころがない印象でもよくよく話してみたら、めっちゃ本気やん!と驚くこともあります。

その違いは何なのかと考えたのですが、ひとつ言えることは皆さん“展示会で売りたい何か”はあるんですよね。でもその何かでもって“誰の役に立ちたいか”は見えている人と見えていない人がいます。

やはり本気でこの人の役に立ちたい、と思えないことには、心の底からの本気って出ないと思うんですよ。

その“役に立ちたい誰か”がぼんやりとでも自分の中にある場合は展活のサポートを受けていただくことで輪郭をクリアにすることはできます。しかしその“誰か”がまったくない場合、ワークではどうしようもありません。見つけてきてから出直していただきたいところですが、出展は決まってしまっているのでなんとかするしかない。なので“今回はここをターゲットにしましょう”というような妥協案をとることとなり、そんな展示会で魂からの本気は出ませんよね。

もっと言うと“売りたい何かのための出展”は軸が自分にあるんですよね。それに対して“役に立ちたい誰かのための出展”は軸が相手にあると言えます。例えるなら前者は天動説で後者は地動説です。かつて人は自分の周りを太陽が周っていると思っていました。でも実際は地球が太陽の周りを周っていたんです。

これって生きることの真理じゃないですか。自分中心に周りの人がいるんじゃなくて、たくさんの人の中で自分も生きているんです。展示会について突き詰めて考えていると最終的には生きるとは何か、という哲学的問いに行き着くんですよね(笑)。書きはじめたときはまさかコペルニクスが出てくるとは思いませんでした(笑)。

まとめ

うまくまとめきれませんでしたが、今朝のブログではどうすれば展示会に本気で取り組もうと思えるのかを考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。