展示会のマーケティング効果を数値化してみた

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

昨日は不安定なお天気でしたね。雷が鳴っていつゲリラ豪雨が降ってもおかしくない様子でしたが、結局このあたりは降りませんでした。そして今日も暑くなりそう。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

対面式でアンケートを集めるにはいくらかかるのか?

昨日のブログでは「接客内容を記録し成約につなげる」というタイトルであらかじめ聞くべきことを明確にしておき、接客の際に聞くべきことを聞き、記録できるよう“接客内容記録シート”の作り方を解説しました。

展示会の目的は見込み客に自社製品・技術・サービスの価値が伝わりその方から成約を得ることなので、“接客内容記録シート”は成約につなげるために作成します。それは大前提としてあるのですが、もし成約できなかったとしてもシートに記録した情報そのものにも大変価値があります

接客内容記録シートには
・お客さんは自社製品・技術・サービスに興味があるか
・お客さんはどのようなことで困っているのか、どのようなことを求めているのか
・その困りごとに対して現状どのような対策をしているのか
など、今後の営業活動に活かせる情報が残ります。

対面式で300人からアンケートを集めるにはどれくらいの費用がかかるか知っていますか? インターネットで調べたところ100万円はかかるようです。方法によってはもっと高くなります。

展示会で接客しその記録を残すことはたとえ成約につながらなかったとしても100万円以上の価値がある、ということです。

更に、日ごろ工場で製造を担当されている社員さんや新入社員さんに営業研修を受けていただくとなるとこれもまた一人につき数十万円の費用がかかりますが、展示会を1度経験すると営業研修を受けるよりも社員さんが成長する、ということもよく聞きます。なので研修費に置き換えても相当の価値がある、といえると思います。

以前のブログ「展示会って儲かるの?」で書きましたようにメディア露出効果や新卒採用につながるという効果を合わせれば、例え1件も受注がとれなかったとしても500万円以上の価値が展示会出展にはある、と言えてしまいます。

いやはや数値化してみて私もびっくり(笑)。成約以外の効果もこれだけある、ということがわかり、展示会出展の価値をあらためて認識することができました。

まとめ

今朝のブログでは展示会のマーケティング効果を数値化してみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。