展示会出展における目的と目標の違い

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

梅雨入りしたもののいいお天気が続く大阪。今日は蒸し暑くなりそう。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

出展前に決めておきたい目的と目標

目的と目標の違いを考えたことはありますか? 身近な例で言うとダイエットの場合だと「痩せて健康になるため」が目的「今年中に体重を5キロ減らすこと」は目標です。目標とは目的を達成するための目印、指標になるもののこと数値化しておくと具体的になるのでわかりやすいです。

これを展示会に置き換えると下の図のようになります。展示会成功の定義は「見込み客に自社の価値・強みが伝わり、その方から成約を得ること」です。なので出展目的は「見込み客に自社の価値・強みを伝えるため」であり、この目的を明確にするためにあるのが出展コンセプト明確化ワークであり、ワークで作る出展コンセプトシートです。>>詳しくは展示会の作り方マニュアルをお読み下さい。

わかりやすく言うと「~ため」が目的で「~こと」は目標ですが、やはり展示会出展における目標はやはり上の図の一番上のように「○件商談、○件見積、○件受注すること」と数値化しておくのが一番わかりやすくていいですね。

ただ初出展の場合や新しい取り組みでの出展の場合、数値目標を立てる基準になるものがありませんよね。その場合は上の図の真ん中「今回の出展で展示会の型をつくり今後の出展に活用すること」とか「とにかく1度出展し需要を把握すること」が目標になることもあるかと思います。

ただ、この場合も「来年○月の○○展に出展しそこでの受注○件につなげること」とか「現在取引がある業種以外から○件の需要を集めること」など何かしら数値を入れるとより具体的になり目指すべき指針ができ、より目標らしくなりますね。

もちろん強制はしませんが、目標は誰のために立てるのかというと自分のために立てるものなので、より達成しやすくするための指標として数値化しておくほうがわかりやすいですよ、というはなしです。

目的とは別に目標も事前に考えておくとより実りある展示会出展になることと思います。

まとめ

今朝のブログは展示会出展における目的と目標の違いについて考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。