展示会の搬入搬出はどこまで自社でやる?

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

夜中に雨が降っていたようでしっとりした朝。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

搬入搬出問題を考えよう

展示会で出展社が困ることの一つに搬入搬出問題があります。特に搬出。出展社の数が何百社にもなるような展示会では搬出時は皆が一気に荷物を出そうとするのであちこちで混雑が起こります。今朝は昨年メッセナゴヤに出展され、先日は名古屋機械要素技術展に出展されたエドランド工業さんに協力いただき、この搬入搬出問題を考えてみたいと思います。

2つの展示会の会場はいずれもポートメッセ名古屋。エドランド工業さんは岐阜にあるので地元の展示会です。更に自社でバンをお持ちなので自社の車で搬入搬出されました。搬出時の混雑を見越して最終日はバックヤードに車を停めるため早朝から待機されたそうです。ただでさえ連日の接客で疲れている中、早朝からの待機・・・大変ですよね。かといってそれをしないと展示会終了後、車をバックヤードに入れるために長時間待機列に並ぶことになる・・・あぁ悩ましい。

そこで考えてみたのがJITBOXを活用するという方法。

以前、このブログで展示会での搬入・搬出に便利なサービスというタイトルでJITBOXを紹介しました。JITBOXとはヤマトが展示会やイベント向けに展開しているサービスで、展示会前に会社にカゴ台車が届きそこに展示会に必要な備品を積むと、展示会搬入日にそのカゴ台車をブースまで届けてくれる、というものです。地元以外の展示会に出展する機会がある中小企業の方がよく活用されています。

下の表はこのサービスを地元の展示会で使う場合にかかる経費をまとめたものです。

比較検討した結果、現時点での結論はこの真ん中の搬入:自社の車、搬出:JITBOXが良いのでは、ということです。

確かに搬入時はそれぞれの会社で時間もバラけますから自社の車で搬入することに何の問題もないですよね。問題の搬出時混乱を避けるために早朝から並ぶか、それとも混雑が終わるのを待って搬出するか。それとも1万円の経費をかけてJITBOXを使うか。経費か時間か?どちらに価値を置くかですねー。各企業の価値観で意見が分かれるところだと思うのでどの方法がおすすめと言い切るのが難しいですが、私も搬出だけJITBOXパターンが良いんじゃないかな、と思います。

まとめ

今朝のブログでは展示会の搬入搬出問題について考えてみました。久保さんいつもリアルな情報提供ありがとうございまーす!

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今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。