変わっていく年になる予感がより濃く

おはようございます^^
展示会活用アドバイザーの大島節子です。

マルワ什器があるあたりは桜の名所が多く、毎年花見客でにぎわいます。今年は見ごろの土日が雨でしたがそれでも雨の合間を見てたくさんの方がいらしてました。そんな早朝の大阪から今朝もブログをお届けします。

ネットショップが集まって学ぶ意味とは

このブログで触れるのははじめてですが、私の中で早くも今年の大きなニュースがありまして、それは3月末でOSMCが終わったことです。OSMCとはオンラインショップマスターズクラブのことで、全国のネットショップのオーナーが集まる会員制の勉強会です。

大阪にはかつて大阪産業創造館主催のうりうり教習所というネットショップのための連続講座がありました。そこの講師をされていた森本さんがこのOSMCの代表をされていた関係で大阪のネットショップが多く席を置いておられました。

私は2007年にうりうり教習所を卒業しOSMCに入会したのでちょうど10年間在籍していたことになります。10年前というとまだネットショップを持つこと自体がイノベーションになりうる時代でした。OSMCのメーリングリストや会員専用のSNSでは常に活発な情報交換が行われており、それらを読んでいるだけでも勉強になりました。

ただ、ここ数年はネットショップが抱える課題も多様化し、ネットショップはネットの勉強だけしていては追いつかないような時代になってきました。企業として大きくなっていかれるところは社員教育や組織作りが課題になってきますし、またネットだけではなく実店舗を持たれたり、体験イベント、百貨店の催事出店、それこそ展示会だったりとリアルでお客さんと接する場を持とうとされるショップが増えるとそういう場での課題も出てきます。それらの課題に全部応えるためにはOSMCは総合研修会社にならねばならず、それだったら何もOSMCじゃなくていいよね、というところが終了の要因だったのかな、と私は思っています。

実はOSMCとは別にうりうり教習所の卒業生たちと自主開催しているうりワンという名の勉強会もありまして、こちらは7人ほどでこじんまりと毎月やっているのですが、それでもそれぞれの課題が多様化し、毎月集まって勉強することの意味を考えるべき時期にきていると感じていました。

そこで先週末、村上肇さんにお越しいただき、現状と今後の展望を発表し考える場をもうけてみることにしました。

毎月会って話してはいるのですが、改めて各々の現状と今後を聞いてみるといろいろとおもしろい発見がありました。先日は5人発表したのですが、5人とも現状もバラバラだし今後の展望もバラバラでした。それでも10年続いてきたこの会だからこそそれぞれの課題を共有してそれぞれが目指す今後をサポートできるような会の在り方はないものか、と現在模索中です。

OSMCが終わること、うりワンの運営を見直すこと、皆の課題が多様化していること、なんだか2017年の前半には今年が変革の年になりそうな予感に満ちた出来事が次々に起こります。この変革の波に上手く乗っていけるよう、心と身体を整え10年後には2017年は面白い年だったねー、と語り合えるようになっていたいものです。

まとめ

今朝のブログは変わっていく年になる予感がより濃くというタイトルで2017年という年について考えてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます。

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大島 節子

展示会活用アドバイザー展活
1975年 大阪市生まれ。1998年家業マルワ什器入社。2001年、26歳のときに売上の95%以上を占める得意先が倒産する、という人生の試練を経験。連鎖倒産の危機を回避し家業を立て直す過程で多くの展示会現場に携わる。これまで関わってきた1000件を超える展示会経験を元に2012年展示会情報サイト「展活」を開設。2013年からは展示会セミナーの講師として活動開始。登壇回数200回以上、指導人数8,500人以上の実績。展示会初出展企業にも具体的でわかりやすい指導が好評を得ている。初の著書『展示会を活用して新規顧客を獲得する方法』好評発売中。